平安の世より生き続ける不老不死の少年。
時折見る夢を頼りに、生き別れた双子の女の子を探し続けている。
幼い頃から美空太夫の下につく禿(かむろ)。
廓の外の世界を知らないため、愛情がどういうものなのか分かっていない。
一世を風靡する花魁。
常に口元の笑みを崩さない姿は、人形のようだとも評される。
終わりのない廓での日々に絶望しており、考えることを止め自分の心を忘れようとしている。
豪商の跡取り息子。
地位も金もあるが全て家の名のおかげであり、誰も自分自身を見てくれないことに虚しさを覚えている。
美空太夫の上客。
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